こんにちわ。コロナ渦の中で、多くの変化が訪れています。 その中の1つに”事前注文システム(モバイルオーダー)”という言葉もお聞きになる頻度が増えたのでしょうか?
(”いやいやいや、全然知らないよ!”という方は、まずコチラの記事をお読み下さい!!)
今回は、そんな事前注文システム(モバイルオーダー)のメリットをまとめてみたいと思います!
コロナ渦において、お客さまの安全確保は優先度の高い事項です。 売上は確保したくても、万が一、店内で感染者を生んでしまっては、、、というジレンマがあると思います。店舗内での混雑や密集は避けるように、自発的もしくは強制的に実施している店舗も多いのではないでしょうか?
事前注文システムを導入する事で、注文時でのお客さまとの接触機会をへらす事が可能になります。 テイクアウト注文の目的で使われることが多い、事前注文システムは、店内の混雑を下げ、店内での感染予防に貢献が可能です。
ある調査会社のデータによると、2020年には、アメリカのレストランの売り上げの半分以上が店内ではなく「店舗外(配達、ドライブスルー、テイクアウト)」によるものになると予測されています。
投資グループのCowen and Companyによると、店舗外消費による売り上げは今後5年間で業界の成長の80%を占めるということです。
(引用元:Business insider)
今までの多くのレストランでは、店舗内でお客さんに料理と体験を提供する企業が大半でした。上のレポートによると、売上の上げた方が下記の二種類あるということを示唆しています。
1)店内売上:お店の中での売上。(今まで多くの企業はこちら)
2)店外売上:テイクアウトやデリバリー(拡大している市場) そして、2)の店外売上が、どんどん伸びてくる、とのことです。
米国では、上の図のように、事前注文システム(モバイルオーダー)経由の売上は、5年間で10倍になりました。日本は、米国のトレンドの2年遅れくらいで同じトレンドを追いかけ始めます。数年後に拡大する需要に対して、今からキチンと対応を行う事が事業における”失敗するリスク”を軽減します。
事前注文システム(モバイルオーダー)は、店舗外の売上(テイクアウト、デリバリー)を伸ばすのに必要不可欠なツールとなります。
前回のブログでも少し触れましたが、”巣ごもり消費”と呼ばれるお家での時間を大切にする傾向があります。家でゴロゴロしながら美味しいモノを食べながら、お気に入りのYoutubeやNetflixで映画やドラマを楽しむ、というような自分の趣味や嗜好に対する時間を確保する動きが若者を中心に顕著化してきています。(読者の皆さんも”巣ごもり消費”をしているのでは無いでしょうか?)
事前注文システム(モバイルオーダー)は、このような市場を狙うにもピッタリのソリューションになります。
例えば、下記のようなシーンはイメージ付きやすいかと思います。
▼ランチの時間がなくなりがちなビジネスマン
仕事で忙しく、ランチタイムがあと15分しか無い時とか、オフィスで事前注文しておいて、並ばずにテイクアウトが使えたらスマートで便利です。(食べるのは早いので。)
いつもコンビニばかりだったので最高です!
今まででは、獲得できていなかった層、この場合では、”時間による制限”で失っていたお客さんが近くには実はいるはずです。こういった新しいスキマ時間を有効活用したいお客さんの層を獲得できそうです。
▼男性客の多いお店に入り辛いが、グルメなワーママ
子供の塾の帰りに、子どもを迎えに行って、そのまま食べさせてあげたいと思いつつ、男性のビジネスマンだらけのお店は入りづらくて。。
事前注文システムがあれば、お店の外でスマートに注文できて、お家で美味しい料理を子供に出せるので最高です。
こちらのケースでは、”入店の心理制限” によって失っていた顧客層です。 確かに店舗は、マーケティング上、ブランディングとして内装を際立たせたり、一定のお客さんの層(例えば、ビジネスマンむけ)など”顔つき”を尖らせる必要がありました。それにより、今まではあえて(もしくは無意識に)、ターゲットとして外していた顧客層にもアプローチする事が可能になります。
これは、今までの店内で売上を上げるルール(ゲーム)とは前提が異なる事を示唆します。
再度、新しいゲームとして、楽しみながらターゲット市場、戦略、商品を分析、再設計していただければと思います。
下記のグラフは待ち時間とリピート率の相関図です。
短い時間で商品を提供できればできるほど、お客さんのリピート率は上昇しています。
ここからのメッセージは、
”注文を受けてから、さぁ!大急ぎで厨房は作ろう!”
というマッチョなメッセージではありません。
事前注文システム(モバイルオーダー)を使うことで、お客さんからの注文
を事前に受け付けておくことが可能になります。これにより、厨房は余裕を
もって商品を準備し、更に、お客さんを待たせない事が可能になります。
多くのレストランの場合、テイクアウト事業を、コロナ対策として2020年夏に始めた飲食店も多かったのではないでしょうか?
しかし、実際に行うと”店内売上”を上げる既存のオペレーションと、”店外売上”を上げる新しいオペレーションとでうまく対応がまとめきれていない店舗も数多くあるかと思います。
そして、withコロナの中、徐々に店内での売上が回復してきたので、テイクアウト事業をやめてしまったり、”店外売上”を事業化するのを諦めているケースもあるかと思います。
その1つの要因になっている”オペレーション”部分を、事前注文システム(モバイルオーダー)の導入でスマート化する事が可能になります。
我々、applovaは、御社専用の事前注文システム(モバイルオーダー)を即日開発、即日公開を可能にします。
これにより、飲食店の新しい”店外売上”による収益アップを応援します。 今後も、飲食店の収益アップにつながるデジタルシフト関連の記事をアップしていきます。
Published Sep 16, 2020