コロナ渦で注目される”事前注文システム”とは!?


【この記事は、飲食店で働く店長さんやスタッフ、オーナーさんに向けた記事になります】


こんにちわ、”事前注文システム(もしくは、モバイルオーダー)”と聞いてイメージが湧く方はどれくらい、いらっしゃるでしょうか? 今回は、簡単にそのシステムの概要をご説明をしたいと思います。


一言でいうと、”お客さまのスマホやパソコン、タブレットなどから、専用のWEBページを通じて食べたい商品を注文する事ができるシステム”の事です。

非常に簡単(?)ですね。

皆さん自身も、McDonaldやstarbucksなど大手のサービスで利用したこともあるのではないでしょうか?


利用者はスマホから注文すると、”あと何分で商品が出来上がります。”と表示され、その時間にお店に商品を取りに行き、お店で待つことなくできたての商品をゲットすることができます。お持ち帰り、テイクアウトなどの”巣ごもり消費”ニーズが増える中で注目されているシステムになります。



(参照元:日本McDonaldアプリ、starbucksアプリ)


下記の図のように、SNSやグーグルマップ経由でお客さまの認知を獲得し、その場で、すぐに注文(オーダー)まで行うことが可能になります。


(参照元:applovaで即日作成した事前注文システム)

お店の人が見るための発注管理画面がある


一方で、店舗側にも、管理画面(発注管理ツール)があります。 店舗の外にいるお客さまからの発注データを一覧で確認する事ができるページになります。

お客さんは、最短でその商品を取りに来たいのか、今日の夕方に取りに来るのか、など詳細な希望時間もそこには、掲載されています。 それをもとに、厨房のシェフが時間を逆算して料理をつくる事になります。




((図3:店舗の方が見る発注管理の画面 参照元:applova)

実は、他分野でも起きていた類似のデジタル進化

ざっくりとシステムの概要をお伝えしました。
ここからは、事前注文システム(モバイルオーダー)を理解する上での時代 背景や別分野の類似事象を取り上げてみたいと思います。


先程上のMcDonaldや、starbucksの事前注文システムの画像を見ていただきました。皆様が、普段からよく使うサービスに似ていないでしょうか? お客さまの注文画面は、どこか、アマゾンや楽天、ゾゾタウンに似ていませんか? 商品の画像が沢山並べられており、そこから気になる商品を指でタップして購入する。

この一連の商品注文の流れは、洋服や家電を売っている楽天、アマゾンのようなECサイトも、今回ご紹介した飲食店向けの事前注文システム(モバイルオーダー)も、かなり似ています。


図:UI比較
(Amazonアプリ、ゾゾタウン、McDonaldアプリ、starbucksアプリ参照)

20年前の小売業界に起きたデジタル化の飲食業界バージョン!?


今では若者を中心に、洋服などの商品を購入する際にスマホからゾゾタウンや楽天のようなECサイトを使って、買いたい商品をタップし、そのまま購入する事は当たり前の風景です。


一方で、20年前には、現代のようにECサイトで洋服を購入するということは当たり前ではありませんでした。


20年ほど前に、小売業界にはオンラインで自社の商品を販売するというECサイトというトレンドが広がりました。


それまでは、駅前や一等地にお店をもち、多くの通行人の目に留まる場所で店舗を構えて店内で商品を見て触ってもらい、買っていってもらう。というのが小売ビジネスのやり方でした。


それが、ECサイトの浸透によって、立派な大きなお店が駅前になくても、サイトを知って見てもらえれば、全国の消費者に対して、商品を販売することが可能になったのです



(図1:小売のEC化、飲食店のモバイルオーダー化)

必ず飲食業界にも起こる”発注のスマホシフト”


”歴史は繰り返す” 


他の分野で起きたデジタル化の変化は形を変えて、飲食業界にも必ず起こり得ると思います。


我々は、その変化の1つが”事前注文システム(モバイルオーダー)の普及”だと考えます。


20年前の小売に起きた時代の環境前提を比較すると、
現代の人類には、”スマホ”というポケットにはいるサイズの持ち運び可能で、かつ、非常に高機能な機器を使う事が当たり前の時代になっています。 今やパソコンの値段よりも、高額なスマホを若者であれば99%が保有しています。


”巣ごもり消費時代”の到来

最近では、コロナの影響もあり、多くの方が”お家時間”を充実させています。”巣ごもり消費”と呼ばれ、家で楽ちんな格好でYoutubeなどを見ながらご飯を食べるなど、”自分の時間”を重視する嗜好・動きを表します。

お店にとっては、店内での飲食機会が減ってしまいますので、普通に見れば大きな天敵です。

一方で、人間は子どもから大人まで、毎日3食何かしらのモノを食べて胃袋を満たします。つまり、食事の総量は変わっていないはずです。その場所が外食、”お店の中”ではなく、”お家の中”に変わっているだけです。

コンビニや、スーパーのお惣菜だけが”お家の中”での食事でしょうか? いえ、人間確実に同じモノばかりを食べる事には飽きてしまいます。食事の楽しさを知っている人は、美味しいごはんを食べたいはずです。


モバイルオーダーで、”巣ごもり消費”をチャンスに変える

もし、外食産業の方々の食事の提供する”場所”を変える事ができたなら、”巣ごもり消費”は、天敵ではなく、大きな新しい市場、チャンスに変わるはずです。


イメージしてみて下さい。


例えば、ビジネスマンが、駅から家に向かって夜帰宅する中で、
スマホをポケットから取り出し、少しだけ遠回りだけと、それでも食べたい美味しいカレーライスを、モバイルオーダーシステムを使い、タップして注文している姿を。



例えば、子連れのワーママ(働くお母さん)が、子どもの塾のお迎えの帰りに、男性客ばかりの居酒屋の前で、店内には入りにくいけど、店外からスマホで注文して、唐揚げ、ポテトをモバイルオーダーしている姿を。



確実にくる”未来のお客さんイメージ” に対して、今何ができるでしょうか?
新しい挑戦を、考えるとワクワクしてきませんか?


我々、applovaは、御社専用の事前注文システム(モバイルオーダー)を即日開発、即日公開を可能にします。


これにより、飲食店の新しい”店外売上”による収益アップを応援します。 今後も、飲食店の収益アップにつながるデジタルシフト関連の記事をアップしていきます。


Published Sep 12, 2020

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